滞納税の差押解除に行ってきました。

差押解除に行ってきました。

兵庫県内のとある市町村の役所へ、『差押解除のお願い』に行ってきました。

今回は破産管財人の先生から売却依頼を受けた物件です。 所有者の方が破産していない場合や破産管財人が選任されていない同時廃止の場合は所有者の方と一緒に役所に行くのですが、今回は破産管財人が選任されていますので破産管財人との媒介契約&管財人証明を持って一人で行きます。

役所へ行く前に別除権(抵当権&根抵当権)の、①登記の日付、②残債権額(元金・金利・遅延損害金)、③別除権者をチェックします。 今回は借入がひとつだけなので直ぐにチェック完了です。

役所の税務課(役所によって窓口の名称が違います。 市区町村によっては住民税・固定資産税と国民健康保険の窓口が違うことがありますが・・今回は同じ窓口で対応してもらえました。)へ行き、滞納金の内訳(本税・督促・延滞金)と納期限を教えてもらいます。

この「納期限」がとっても重要なんです!

今回は抵当権設定よりも税金の納期限が後ですから競売になった場合、回収見込みが無いことを確認。 あまりありませんが、税金の納期限が抵当権や根抵当権設定日前のケースがあります。 この場合、税金は抵当権や根抵当権より優先しますから抵当権等設定前に納期限がきている税金は全額納付以外は絶対に解除してもらえません。

滞納税が抵当権に劣後することを確認した後、売買予定価格・優先する抵当権の残債権(元金・金利・遅延損害金)を提示し、余剰の無いことを説明します。

多くのお役所の担当者は『売却代金に余剰があろうが無かろうが、うちは延滞税を含め全額納付でないと差押解除は出来ませんっ!』と仰います。(すごくあたり前の回答ですが・・) ここで、あーだこーだと大きい声を張り上げて屁理屈を並べても絶対に解除に応じてはいただけません。

次に売却予定価格の使途明細(優先債権への弁済額、破産財団組入金、仲介手数料、抹消費用等)を記載した解除依頼書を作成し提出、紳士的に丁寧に差押解除のお願いをします。すると・・その後2~3日から1週間程度でお役所から回答があります。

今回も『解除OKですよ。決済日が決まったら連絡してください。』との連絡をいただきました。

今回の滞納税の金額や解除料の金額をここに書くことはできませんが・・お互いの立場を理解し、お互いに譲歩すれば、差押解除は決して難しいことでは無いと思います。

マーク

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